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彼氏・彼女に関する泣ける話・感動する話

五年前、ある病院から火災発生の通報を受けた

307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2011/01/09(日) 03:40:57
五年前のある日、ある病院から火災発生の通報を受けた。
湿度が低い日だったせいか現場に着いてみると既に燃え広がっていた。
救助のため中に入ると一階はまだ何とか形を保っていたので、そこを同僚に任せて先輩と二人で階段を上った。

二階は見渡す限り火の海になっており、煙が廊下を覆っていた。
先輩は西病棟を、俺は東病棟の病室を回り要救助者を探した。
出火場所は二階のようでフラッシュオーバーの可能性も考えられたので時間との戦いだった。

東病棟を回っていくと一番奥の病室にだけ女性が一人いた。
声をかけたが気を失っていて反応がなく危険な状態だったため、急いで抱きかかえて救助した。

数日後、俺は不意にあの女性がどうしているのかが気になり、病院に連絡をとってお見舞いに行くことにした。
看護師に連れられて病室へ行くと彼女はベッドの上で会釈した。
改めて会ってみるととても可愛らしい人だった。

「お体は大丈夫ですか?」

と聞いたが彼女は首を傾げるだけだった。

看護師が少し困ったような顔をしながら紙に何かを書いて渡すと彼女は笑顔になって、

「ありがとうございました。大丈夫です!」

と書いて俺に見せた。
彼女はろうあ者だった。

しばらく二人きりで筆談し、趣味のことや小さいころのことなど色々なことを話した。
耳が聞こえないということを感じさせないくらい前向きな人で本当に楽しいひと時を過ごすことができた。
彼女は

「もしよかったらまた来てくださいますか?」

と少し心配そうに聞いてきたので

「では、またお邪魔します。」

と答えて病室を後にした。

彼女と話すために手話を勉強し始めたり、好物のお菓子を持っていったり・・・。
そんな関係が続いて二ヶ月ほど経った非番の日。
俺はやっとどうしようもなく彼女に惹かれていることに気づいた。
彼女のことを考えない時がない。
俺はこの気持ちを告白することを決意した。

彼女の病室の前まで来たのだが、いざ取っ手に手をかけると緊張のあまり、手が震えた。
一度、深呼吸をして気持ちを落ち着けてから引き戸を引いた。

その日は冬にしてはよく晴れて暖かい日であり、やわらかい日差しが窓から差し込んでいたのをよく覚えている。
彼女はその光に包まれながら読書をしていた。
いつもの童顔で可愛らしい雰囲気とは違い、どこか大人っぽい感じがして思わず見蕩れた。

俺が来たことに気づいた彼女はいつものようにニッコリ笑って本を閉じ、それからはいつもと変わらない時間を過ごした。
その中で

「大事な話があるんだけど聞いてくれるかな?」

と切り出した。
彼女が頷いたので思いの丈を紙に書いて渡した。

彼女はそれを見て不安そうな顔をし、何かを書き付けて寄こした。
紙には

「私、耳聞こえないんだよ?一緒にいたら大変だよ?」

と書いてあった。
すごく寂しそうな顔をしていた。
返事を一生懸命に考えてはみたが、残念ながら気の利いた言葉を言えるような素敵な男ではないので思っていることをそのまま書いた。

「ただ傍にいたい。いつだって力になりたい。そんな理由じゃダメかな?」

ダメ元だった。
それを見て彼女は泣き出し、震える手で

「ありがとう。おねがいします。」

と書いた。

つきあっていく内に茄子と稲光が苦手だとか、実は甘えん坊で頭を撫でられたり抱きしめられるのが好きだとか、知らなかったたくさんの面を知ることができた。

つきあい始めてちょうど二年が経った日にプロポーズした。
相変わらず飾り気のない言葉だったが、嫁は顔を赤らめて少しだけ頷いてくれた。
ご両親には既に結婚を承諾してもらっていたが、一応の報告と式のために二人の故郷、能代へと帰省した。

もうじき結婚生活三年目だけど、感謝の気持ちを忘れたことはないよ。
どんな時でも笑顔で送り出してくれる嫁がこうして傍にいてくれるからこそ、死と隣り合わせの火災現場でも俺は頑張れるんだから。

今からちょっと抱きしめてくる。

彼の残した日記

157 :恋人は名無しさん :05/01/13 14:44:31
2年付き合った彼に振られました。
それはもう、彼が言ったとは思えないほどのひどい言葉で。
どんなにまだ好きだと言っても復縁はかなわず、音信不通になってしまいました。

そんな彼の友達から、彼が亡くなったことを聞き、彼が書いた日記をもらいました。

『入院二日目、昨日は周りのモンがめずらしくて初体験ばっかだったけど、今日からヒマなんだよな~。
こうやって日記つけてみたわけだけど、オレのことだから続かんだろなぁ。
N(私のことです)は今頃元気にしてるかなぁ。
最後傷つけちゃったけど、新しい男でも見つけてくれんかなぁ。』

最初、私は彼が病気をしていたことも、入院していたことも知らず夢中で日記を読んでいました。
日記には彼の私への想いがたくさん書いてありました。

『今日テレビでディズニーランドの特集やってた。
Nと行ったことを思い出した。
あいつ買い物大好きだったから、あの時は疲れていい加減にしろとか思ってた。
でも帰りにこっそり買っといてくれたミッキーはうれしかった。
今枕元にあるわけだけど、友達なんかにからかわれるから皆が来るときだけは隠してる。
別れちゃったしなぁ・・・好きなんだよなぁ。』

『夢にNが出てきた。
半年会ってないよなぁ。
別にたいした夢じゃないけど喋った。
それだけで幸せだなぁ。
なんで目、覚めちゃったんだろ。
今ごろ誰と喋ってんだろ。
宇多田の歌みたいだ。』

それは日記では無く、私のことばかり書いてありました。

『やっぱりNが好きだぁぁぁ忘れられねぇぇぇぇぇ。
日常の一つ一つにNが出てくるんだよう。
ばかやろぉぉぉぉぉぉ。』

158 :恋人は名無しさん :05/01/13 14:45:03
そして、次のページが最後でした。

『オレはもうすぐ死ぬらしい。
医者ははっきりとは言わんけど、わかるモンだなぁ。
思えば治らない病気(病名は伏せ)だって聞いてからもう1年だ。
結構長く生きた方だし、充分な人生だったんじゃねぇ?って思おうとしたけどやっぱりダメ。
もっと生きたい。
Nともっと一緒にいたかった。
入院してる間、振ったことを、あんなひどい言葉を言ってしまったことをずっと後悔してきた。
でも、完治なんて可能性が無い。
Nはキレイだし性格いいんだからすぐ次に男ができる。
オレのために人生棒に ふらせるわけにはいかん・・・って何回も納得したはずなのに。
Nと喋りたい。
今から電話したい、会いたい。
まだ死にたくない。
まだフォアグラ食べてないし、USJ行ってない。
大学卒業したかったし、母さんに親孝行もしたかった。
ベタでも父さんと酒飲みたかった。
Nをもっと抱きたい。
結婚して子ども欲しかった。
おじいちゃんおばあちゃんになっても手とつなぐような夫婦になりたかった。
Nにあいたい。
でももう叶わない。
後悔してばっかりだった。
死ぬときは笑っていきたいけど、本音は辛すぎる。
N、やっぱりまだまだ愛してる。
オレのこと忘れて幸せになれよ。』

涙が止まりませんでした。
彼は私のことを常に考えてくれて、でも私は彼の体のことなんてまったく気付かずに自分のことばっかり考えていました。
何で死んじゃったんだろう。
私には彼しかいないのに。

友達はこの日記を病院のゴミ箱で見つけたそうです。
私に見つからないようにだと思います。
私のことをここまで想ってくれる人はもういません。
お葬式には行けませんでした。

明日は彼の一周忌です。
最初は自暴自棄な私でしたが、彼の遺志を尊重するために幸せになろうと思います。

自慢の彼氏・彼女

交通事故に遭って左半身に少し麻痺が残り、日常生活困るほどではないけど、歩くとおかしいのがばれる。

付き合い始めの頃、それを気にして一歩下がるように歩いてた私に気付いて手をつないで一緒に並んで歩いてくれた。
家に帰ってから訳を聞かれて

「○君に恥ずかしい思いをさせたくなかったから。」

って言ったら

「どうしてそんな考え方をするんだ。」

と怒られたので

「大好きだった○君と付き合えてるだけで幸せだから。私と付き合うことで○君に少しでも嫌な思いをさせたくないから。」

と言ったら泣きながら私の両手を持って目の中を覗き込むようにして諭してくれた。

「俺はお前と付き合ってあげてるわけじゃない。俺がお前を好きで一緒にいたい、付き合いたいと思ったから付き合ってるんだ。お前の体のことなんか、ずっと前から知ってたけど、一緒に歩いて恥ずかしいなんて一回だって思った事はないよ。お前がそんな風に考えてるのが俺は悲しい。俺に気を使わないで。自分の事を恥じないで。もっと自信をもって胸を張ってほしい。ずっと並んで歩こうよ。お前は俺の自慢の彼女なんだから。」

私のことをここまで思ってくれる人には絶対会えないと思う。
すごく嬉しくて、涙が止まらなかった。
今は、どこに行くときも並んで歩いています。

年上の彼女

163 名前:ボヘミアン投稿日:01/12/04 12:15 ID:Y/butMt8
少し長編になるかもしれませんが、最近気持ちの整理もできたので書いてみます。

今から6年前の話です。
僕がまだ10代で、あまり携帯電話は普及してなくて、ポケベル全盛期の時代のことです。

僕はその頃高校を出て働いていたんですけど、2つ年上の女性と付き合っていました。
お互いの親にも会ったりして僕は結婚する事を信じて疑いませんでした。

毎朝ポケベルに「オハヨウ」とか「ガンバッテネ」みたいなメッセージのやりとりをしていたのですが、ある日僕がメッセージを送るのがめんどくさくて送らない日があって、彼女からもメッセージは送られてきませんでした。

ちょうどその日は給料日で、僕は今日は彼女にメシでもおごろうと、どこに行こうか考えていました。
仕事が1段落つき、昼休みに入り食事に行こうとした時に僕宛の電話がなりました。

その電話は彼女の交通事故を告げる電話でした。

164 名前:ボヘミアン投稿日:01/12/04 12:22 ID:Y/butMt8
僕はその電話を置いた後、しばらく何のことかわからなかったんですが、

「今意識不明だ。」

という言葉に体中、汗ばんだのを覚えています。
すぐに無理やり会社を早退し、彼女が運ばれた病院へ向かいました。

電車の中で

「実はたいした事ないんちゃうかな?」

とか、自分に都合のいい方にしか考えたくなかったんですが、

「もしかしたら・・・」

って考えると、周りに人がいるのにボロボロと涙が出てきて、すごくさみしい気持ちが溢れてきました。

僕が病院に着く頃には、意識が戻っている事を祈りながら病院まで走っていきました。
彼女の家族に出会い、容態を聞いてみると、彼女は集中治療室に入っているという事を聞いて事態の深刻さを悟りました。

外傷はほとんどなく、脳にショックを受けたらしくまだ意識は戻っていませんでした。

僕はとりあえず会社に彼女の意識が戻るまで休む事を電話で伝えて、病室の前で意識が戻るのを待つ事にしました。
その日は病院のソファーで、ほとんど眠れずに夜を明かしました。

目の前のストーブで背中は寒かったのに、顔だけがすごく火照っていました。

165 名前:ボヘミアン投稿日:01/12/04 12:28 ID:Y/butMt8
結局その日は意識が戻る事なく、次の日の朝1番で着替えなどを家にとりに帰りました。
病院に帰ってみると明日手術ができるかどうかがわかるだろうという、医者からの話があったそうです。
そして5分だけ面会時間がもらえるとの事で、僕は会いたいような会いたくないような、複雑な気持ちでしたが、給食当番の時の様な服を着て彼女に会いに部屋にはいりました。

部屋の中は訳のわからない機械がいっぱいで、その中のベッドの一つに彼女が寝ていました。
まるで眠っているだけの様な顔で、名前を呼べば今すぐにでも起き上がってきそうでした。

手を握ると腕のあたりに、点滴などの管が何本も刺されていて、容態の悪さを物語っているようでした。
それと、唇が妙にカラカラになっているのが気になりました。

5分間というのは短いもので、何か話しかけようとしたのですが、なんとなく周りの目が恥ずかしくて言葉らしい言葉をかけれませんでした。

166 名前:ボヘミアン投稿日:01/12/04 12:41 ID:Y/butMt8
その日は少し気分も落ち着いて、なぜか

「絶対大丈夫!」

という根拠のない自信でいっぱいでした。
それからは彼女の意識が戻ってからの事ばかり考えるようになり、頭の手術するんやったら髪の毛剃らなあかんから、帽子がいるし買いに行こう!と看病の事を考えて買い物に行く事にしました。

この時僕は目を覚ました彼女を喜ばせる事だけを考えていました。
さっそく帽子を探しに行き、キャップは似合わんし、ニット帽だとチクチクするからという事で、綿で出来た帽子を探して買いました。

買い物が済んで帰ろうとした時に街中を歩く女の子を見てると、なんか自分が現実から少しズレた場所にいるような気がして妙な不安を感じました。

その不安からか彼女の意識が戻ったら正式にプロポーズしようと安物ですが指輪まで買って帰りました。
その日も結局容態に変化はなく過ぎていきました。

167 名前:ボヘミアン投稿日:01/12/04 12:50 ID:Y/butMt8
次の日のお昼前、彼女の父親だけが医者に呼ばれて病状の説明を受けるとの事だったのですが、無理を言って僕も同席させてもらいました。
どうしても自分の耳で医者から聞きたかったんです。
多分あれほど緊張した事は今までになかったと思います。

医者の部屋に入って、医者の顔色を見てみると、どっちともとれない無表情な顔をしていました。
医者が口を開いて、簡単な挨拶が終った後喋り出したのですが、病状はよくなるどころか病院に運ばれた時点ですでに手遅れでした。

僕はこれを聞いて頭がグラグラして椅子から落ちないようにする事しか考えれませんでした。
どうやら今治療をしている様に見えるのは、家族に心の準備をさせる為に無理やり心臓を動かして、体だけ生かして少しずつ悪い方向へ持っていくというものでした。
僕は部屋を出て彼女の父親に、家族にはまだ言わないで欲しいと言われ、泣き出しそうなのをこらえて、母親に話かけられても

「用事が出来た。」

とだけ言い残して、誰もいない場所まで走りました。
街中であれだけ涙を流して大声で泣いたのは初めてでした。

168 名前:ボヘミアン投稿日:01/12/04 13:01 ID:Y/butMt8
それからちょうど涙が枯れた頃、病院へ戻りできるだけ普通に振舞いました。

その夜、彼女の父親と銭湯へ出かけました。
二人ともほとんど無言で風呂に入り、話す事といっても関係ないどうしようもない会話ばかりでした。
僕は彼女の父親にはどうしても聞いておきたい事がありました。

僕が彼女と結婚するって言ったら許してくれるかどうかでした。今考えると絶対に聞くべきではない時に聞いたような気がします。
病院に戻る前に父親を呼び止めてストレートには聞けなかったのですが、買ってきた指輪を彼女の指につけてもいいか?と聞きました。

彼は黙ってうなずくだけでした。
その夜は眠る事ができなくて、家族と顔をあわせると泣いてしまいそうで外で一人で過ごしました。

次の日、また5分だけ面会できるということだったので、もう1度彼女の顔を見に行きました。

彼女の顔は相変わらず眠っているようで、もう目を覚まさない事がウソのようでした。

僕は彼女の左手にこっそりと指輪とつけました。
もう何の意味もないのはわかっていましたが、少しでも彼女に近づきたいという気持ちでいっぱいでした。
みんなが部屋を出た後、僕は忘れ物をしたそぶりをして、ベッドの側に戻り、彼女のカラカラの唇にキスをしました。

170 名前:ボヘミアン投稿日:01/12/04 13:15 ID:Y/butMt8
それからしばらく経ち、彼女は一般病棟の個室に移ることになりました。
医者が言うにはもう長くないので、少しでも家族が長く一緒に入れるようにとの配慮だそうです。

僕は1日のほとんどをその部屋ですごすようになりました。
何もする事もなかったのですが、話かけると声が届いてるような気がして、耳元で歌を歌ったり、話し掛けたりしていました。

そして夜が明けて昼すぎになると、医者と看護婦が入ってきて、みんなを呼んでくださいみたいになって、みんなが見守る中、心拍数を表示しているピッピッってなる機械に異変が見られるようになりました。

最後まで僕に片方の手を握らせてくれた彼女の家族に感謝しています。
それから1時間ほど経った後、そのまま静かに心臓が停止しました。

僕も含め部屋にいる人みんなの泣き声だけが聞こえてきて、覚悟はしていたものの、本当にこうなった事が信じられなかったのですが、医者の何時何分とかっていう声に現実に引き戻されました。

そして部屋にいる全員が驚く事が起こりました。
僕が握っていた彼女の手がものすごい力で僕の手を握り返してきたのです。

僕は本当に驚いて多分変な声を出していたと思います。
しばらくして彼女の手からスーっと力が抜けていきました。

僕は涙はふっとんで、全員にその事を伝えました。
すると彼女の母親が、

「きっと、一生懸命看病してくれたから「ありがとう」って言ってるんやで。」

って言ってくれました。

冷静に考えると死後硬直だったのでしょうけども、その彼女の母親の一言で僕は今まで道を間違わずにこれたと思います。

年上だった彼女は今では僕の方が年上です。

夫に離婚を言い出された

夫に離婚を言い出された。
ちょっと予想していた。

夫は子供の時親から捨てられて、その後道を誤ったりしたけれど、今は本当にまっとうな社会人。

結婚して10年。
私も仕事をしているので、ごく当たり前の兼業主婦の家事しかしていないのに、こんなに大事にしてもらったのは生まれて初めて。

「ありがとう。ありがとう。」

って毎日言われている。

「自分がどうしたら君に喜んでもらえるのか、普通の家庭がどんなんだかわからないから、悪いところがあったら全部言ってね。」

という。
大事に大事にしてもらっている。

30年以上ぶりに夫の毒親と毒兄が現れたよ。
そこそこうちが裕福なのを知って養えだってさ。

「君に迷惑をかけるから別れる。ちょっとでも財産あるとたかりにくるから、全財産と慰謝料(とんでもない金額)を支払ってすっからかんになりたい。」

って。

馬鹿ね。
あんな人たちのために不幸になる必要はないのに。
これからの人生自分の幸せのために生きようよ。
あの人たちが悔しくて死にたくなるほど幸せになろうよ。
訴えられてもいいから。
びた一文払わなくていいし!

「俺には、親も兄弟もいない。」

っていいなよ。
最高裁まで付き合っちゃうよ?
そこまで戦おうよ?
親兄弟は選べないけれど、幸せになることは自分で選べる。

「離婚したくても無理よw不受理届けだしているもん。愛しているから離婚とか無理www」

っていったら、号泣されてぎゅーぎゅー抱きしめられた。
おっさんとおばさんだから絵にはならんがね。

プロポーズ

彼女にプロポーズしようと思うんだが報告いるか?

138 :名無し職人 :04/08/03 07:54
プロポーズ成功したら報告してくれ。
失敗しても出来れば結果だけでもいいから報告して欲しい。
でも精神的にそれどこじゃなかったらホント何にもしなくていいからな、ホントに。
なんか口調が偉そうになってしまったがまあ、気にしないでくれ。

155 :130 :04/08/03 21:48
ダメだた。
なんか言葉出てこない。
彼女とラストサムライ見ただけで終わった。
今彼女後ろで寝てる。
俺ももう寝るぽ。
明日こそがばる。

161 :名無し職人 :04/08/03 23:22
>>155
ガンバレ!
彼女と話してるとき、何気なく考えてみろよ。
なんで、彼女と結婚したいかってYO。
手前勝手な考えなら、やめとけ。
でも、そうでないなら、そのままを正直に話せばいいんじゃないか?
最後に、ストレートにケコーンしようって、くっつけてればよし。
かっこいい、プロポーズなんて、ドラマだけさw

604 :いくぢなし130 :04/08/22 18:06
色々あって報告が遅れたことにまずスマソ。
文章苦手なんでガイドラインに頼らせて貰った。
がんばれと言ってくれた人アリガトウ。
ウザがった人、これで最後だから勘弁してくれ。
それでは最終報告。

ヤバイ。
プロポーズヤバイ。
まじでヤバイよ、マジヤバイ。
何より言い出す前から過呼吸気味の俺ヤバイ。

彼女「大丈夫?」

とか心配してくれてる。スマンこんな時まで・・・。
まず緊張。
もう緊張なんてもんじゃない。
超緊張。
心臓64ビートぐらいで高鳴ってる。
ホント死ぬかも。
緊張とかっても

「彼女に初告白したとき」

とか、もう、そういうレベル超えた。
アレより緊張するコトなんて俺の人生に無いと高くくってた。
甘かった。
何しろ

「結婚してくれ。」

って言う。
同棲5年以上経ってようやく。
5年ありゃ赤子も喋って走り回るようになってる。

で、言った。
意を決して。
ガチガチに緊張して。
彼女の正面に座って。
目を見据えて。
出来るだけ思いこめて。

『俺と結婚してくれ。』

これ以上セリフ長いと噛む恐れがあった。
それは避けたかった。
だからシンプルに、でも思いはありったけ込めて言った。
彼女ビックリしてた。
目がまん丸だった。
余裕で円周率計れちゃうくらい。
でもすぐにブスくれた顔になった。

で、彼女の返事は

「やだ。」

以上。
それっきり。
おまけにそっぽ向いてTV見始める始末。
ちょっと待て。
断られる理由は山のように思い当たるが、ひらがな2文字で済ませるヤツがあるか。
話のわからんヤツだ。

けどそっからヤバイ。
彼女泣いてる。
泣きまくり。
TV見るふりして俺から顔背けて泣いてる。
しかも尋常じゃない泣き方。
ヤバすぎ。

でも俺なんにもできない。
状況が理解不能で固まってるしかできない。
我ながら不甲斐ない。
一頻り泣いたら彼女トンデモない事言い出す。

「私、赤ちゃん産めない。」

このセリフ聞いて何が出来るか?
テレビドラマの主役なら格好いいこと言えるかもしれない。
でも俺には無理だった。
だって俺はブラウン管の外に生きてる人だから。
「は」と「へ」の中間みたいな

「へぁ?」

って声しか出てこない。
たぶんスゲェアホ面だった。

未だ固まってる俺に彼女が語る。
昔、子宮の病気したこと。
手術で命は無事だったけど子供産めなくなったこと。
辛かったその後のこと。
毎日泣いて過ごしたこと。
俺に出会ったこと。
俺に事実を知られるのが怖かったこと。
隠し続けるのが辛かったこと。

彼女のお腹に手術跡があるのは知ってた。
胃潰瘍の手術だって言葉を馬鹿正直に信じてた。

「おまえにストレスなんてあんのかよ?」

なんて軽口言っちゃってた。
ヤバイ俺超最低だ。
俺がプロポーズでモンモンしてた以上に、彼女は長い間、心に悲しみを隠してた。
ヤバイそんなの。
俺は5年どころか5分だって耐えられない。

でも彼女はそんなこと全然表に出さなかった。
笑ったり怒ったり寝てたり普通に暮らしてるように見えた。
凄い。
ヤバイ。
実はこの時点でまだ俺は固まってる。
というか正座して聞いてた。
喋ってるの彼女ばっかり。
俺なんの言葉もかけてない。
ヤバイ。
最低。
そんな俺を今度は彼女が泣きはらした目で見据える。

「こんな私でも結婚したい?」

物凄い怖い目だった。
とっても悲しい目だった。
俺は何も言えなかった。
まったく不甲斐ない声帯だ。
こんな時まで言葉が出ない。
だから力一杯、激しく、プロポーズの言葉以上に思いを込めて首を振った。
縦に、上下に、 この勢いで石油掘ったら日本の燃料事情解消できるんじゃないかってくらい思いっきりブンブン振った。
端から見るとバカみたいだが不甲斐なくて情けなくて意気地なしな俺には、こんな返事しかできなかった。

そんな俺に抱きついて泣いてる彼女スゴイ。
そんな彼女に

「一緒に頑張ろう。」

とか芸の無いこと言ってる俺ヤバイ。
超がんばろう。
今日から重荷は二人で分けあえるから超がんばろう。
おまえを泣かせるのは今日で最後にするって誓うから。

不倫

252 名前:大人の名無しさん 投稿日:02/09/24 19:06 ID:yeuHTyk/
不倫していた。
4年間も妻を裏切り続けていた。
ネットで出会った彼女。
最初は軽い気持ちで逢い、次第にお互いの身体に溺れていった。

幸い、ずる賢く立ち回ったこともあり、妻には全くばれなかった。
彼女と関係を持った夜、遅く帰っても、ただにっこりと迎えてくれる女だった。

しかし、そんな関係がずっと続くわけはなく。
最近、彼女から別れを告げられた。
新しく好きな人が出来たとのこと。
まあ、よくある話し。
独身の彼女にそう言われれば、責めることも出来ない立場であって。
ただ

「よかったな。」

と強がりを言い残して別れた。

4年も付き合っていた女と別れるというのは、想像以上に辛いものだった。
心の中にポッカリと開いた穴は、容易に埋められるものではなかった。
その寂しさを紛らわすため、これまで全くかまってやれなかった妻に、白々しく優しくしたり、遅くまで思い出話をしたりなんかして。
妻も、結婚後久しく見せなかった笑顔で、俺の話しに付き合ってくれた。

253 名前:大人の名無しさん 投稿日:02/09/24 19:08 ID:yeuHTyk/
機械音痴な妻に、携帯メールを教え込んだ。
彼女からパッタリと来なくなったメールの寂しさを紛らわすため。
我ながら、その動機の不純さにあきれながらも、あまり期待もせず妻からのメールを待った。

ある日のお昼前、携帯にメールの着信音が響いた。
妻からの初メールだった。
何げに開いてみた。
涙が出た。
止め処もなく涙が出た。

「初めてメエルします 線が引けない もつとちやんと、習ておけばよかた でも今はすごく幸せて感じかな」

こんな不器用なメール、見たことねぇよ。
俺は今まで、何やってたんだろう。
自分の不甲斐なさや汚さ、妻に対する愛おしさがごちゃ混ぜになって、とにかく涙が出た。
こいつを一生大切にしてやろうと思った。

大喧嘩

1年間同棲していた彼が他界した。

大喧嘩をした日、交通事故に遭った。
本当に突然の出来事だった。
その日は付き合って3年目の記念すべき夜だった。

しかし、仕事が長引いてしまって約束の時間に帰宅する事ができず、せっかく彼が用意してくれた手製の料理が冷め、台無しになってしまった。
いつも通り軽く詫びを入れて事を済まそうとしたが、その日の彼はいつもとは違い、私に対してきつくあたった。
丁度その時私は気分も優れず、仕事のストレスもあってか、そんな彼と話していくうちに強烈な憤りを覚え、つい言ってしまった。

「もういい!こんな些細な事でそこまで怒る事ないでしょ!あなたは自分の都合でしか物事を考えられないの!?」

彼は黙った。
少しの間の後で、私も少し言い過ぎたと思い、黙って席を立ち、界隈を散歩して頭を冷やそうと思い、一旦家を出た。

いつも通う小さな喫茶店で、30分少々の時間を潰した。
あの人もただ単に怒りに任せて私に怒鳴り散らした訳じゃない。
それだけ、今日のこの日の事を大切に思っていたからこそではないか、と考えた。
そんな彼の気持ちを思うと明らかに私の振る舞いは最低だった。
身勝手な自身を忘れ、改めて彼に謝ろうと思い、家に向かって歩いた。

しかし、彼は家には居なかった。
料理も、携帯電話も、机に置いたままだった。
マメなあの人が携帯電話を忘れるのは珍しく、近くにいるのかと思い、私は家を出て近辺を歩き回った。
しかし見つからない。
公園や近くの空き地も見たが、彼の姿は無かった。

彼の実家や、携帯を調べ、彼の友人宅等にも電話を入れたが、来ていないと言う。
家に帰り、2時間が経過した。
私はその時考えていた。
帰ってきたら頬をつねってやろうと。
幾らなんでも心配させすぎだ、悪戯が過ぎる、と。
明日は休日だからこんな事をするんだろう、と。

それが彼との最後の夜だった。

事故現場は家周辺の一方通行の十字路だった。
横から飛び出してきた車と衝突、即死だったそうだ。
時刻はPM10:20、丁度私が家を出て10分経過した時間だった。

その際彼が持っていた遺品は、缶コーヒー1本、女性用のガウンジャケット、現金で120円だということを聞かされた。
私のガウンジャケット、まだ未開封の缶コーヒー、私の為のジュース代。
細やかな気配りの中に、彼の深い愛情と優しさが感じられた。

一緒に帰りたかった。
その言葉を心の中でつぶやいた。
同時に私の目から涙がとめどなく溢れた。

改めて、彼という存在の大きさに気付いた。
ただ、情けなくて、悔しかった。

無題

298 番組の途中ですが名無しです 00:56:04 ID:x0lrWNxu0
俺さあ中三から高三まで付き合ってた彼女がいたのよ。
中三の冬、

「同じ高校行こうね!」

とか言ってて、ブサイクの彼女(・∀・)ニヤニヤしてんのw
そしたら俺だけ受かって彼女落ちてんの。
泣いたね、彼女と一緒に合格発表の掲示板の前で号泣した。

高校に入ってブサイクの彼女痩せようと思ったらしく水泳始めやがったw
腹ブヨブヨさせて必死に泳いでんのw
別々の高校だし俺もサッカーやってて忙しかったから実際見たわけじゃないけどw
お互い忙しくてたまにしか会えなかったけど、楽しかったね。
会うたびに彼女どんどん痩せてて可愛くなってんのw

高校三年になり彼女が今度は同じ大学に行こうとか言い出した。
俺は高校であまり勉強してなかったから彼女より成績悪かったけど、頑張って勉強したよ、死ぬほど勉強した。

299 名前: つづき 00:56:46 ID:Co165m8R0
1月になり受験間近って頃、彼女と会ったら風邪ひいてんの。

「まだ十分脂肪付いてるから、すぐ治るだろ?」

みたいにからかって笑い合ってたんだけど、それから5日後、彼女の母親から突然電話があった。
インフルエンザから肺炎を併発して彼女が死んでしまったらしい。
俺は半ば信じられなくて病院に走った、必死に走ったよ。
病室に着いたら彼女の家族が集まってみんな泣いてた。

俺は彼女が死んだのが実感できなくて、その時は泣けなかったんだよね。
葬式の日、彼女の家に行くと彼女の母親に

「ちょっと来て。」

って呼ばれたわけよ。
彼女の部屋に母親と入ったら彼女の遺品が机の上に置いてあった。
その中に手帳があったから開いて見てみたわけよ。
そしたらあんまり上手くない字で

「○○と同じ大学に行く。」

とか

「○○から可愛いって言われるためにあと5キロ痩せる。」
「もうちょっといっぱい会いたい。」

とか書かれてんの。
泣いたね、そして死ぬほど後悔した。

何で腹がブヨブヨのお前でも好きだったと言ってやれなかったのか、とか、もうちょっと時間作って会っとけばよかったと、声にならないほど声を出して泣いた。
涙何時になったら枯れんのよ?って程泣いた。

あれから10年経ったけど未だにあの頃の事を思い出す。
俺は半年後結婚する事になったが、彼女は祝福してくれるだろうか。

妻へ・・・最後の手紙

18年間ありがとう、貴女と知り合って本当に幸せでした。
貴女と知り合った時は、まだ若かったね!
無茶もして自分は人を信じれなく荒れてた時、貴女と知り合って、貴女に人を信じる気持ちを思い出させてくれ、自分の事を愛してくれた。
貴女の為に一緒に生きていこうと思い、結婚して幸せにするんだと昼も夜も働き、家も買い、子供も二人出来て、これからもっともっと幸せにするんだと思っていた矢先に貴女が倒れて、一緒に病院に言って、結果を聞いた瞬間に目の前が真っ暗になってしまった。

貴女は癌で余命三ヶ月と・・・。

自分は残り少ない時間を貴女といたいと思い、出来る限り一緒にいたね。
体中に激痛に襲われていても、自分の前では辛い顔を見せずにいたから、自分も何時も笑顔でいた。
ある日ジュースを飲みながら、貴女に出来る事はないかと思っていた時に、自然と手が動きアルミの缶を血まみれになりながらちぎって指輪を作って照れながら

「今は本物を買えないけど元気になったら本物を買うからね。」

と。
貴女は目に一杯涙をためながら

「ありがとう。」

貴女は

「もし私が死んだら、私よりいい人見つけて、もっと幸せになってね、子供達の事よろしくお願いします。」

と。
自分は泣きそうになったから

「煙草を吸って来る。」

て言って、廊下に出た瞬間に涙が止まらなくて喫煙室に入った瞬間に大声で泣いた。
笑顔で貴女の部屋に戻った時に貴女は泣いてたね。

「部屋まで聞こえたよ!貴方の泣き声を初めて聞いたね!我慢しなくていいんだよ。」

て言われた時、自分は初めて貴女の前で抱きしめて泣いた。
それから三日後に貴女は逝ってしまった。

あれから七年貴女はどうしてますか?
子供達や自分は元気です。
貴女の事は一日も忘れた事ないです。
まだ貴女の元に逝く事出来ないけど、そっちにいったらまた結婚しようね。

運命の約束

俺が25くらいの時かな、当時働いていた職場に2つ年下の女の子がいてめっちゃいい子だった。

当時はお互い恋人がいたから付き合えなかったけどお互いかなり意識はしていたと思う。
でも決定的な告白はできず、数年して俺が一年間の海外出張に出る時、

「帰国の日に、もし、まだ俺の事好きでいてくれたら空港のロビーに来て。」

とだけ言って出張に行った。
出張が終わりかけになるにつれて、

「なんであんな事言ったんやろ・・・。」

って自己嫌悪に陥ったりもした。
そんで帰国した日、空港ロビーに着くと。案の定いないでやんの。

「やっぱりな~。一年も経てば心変わりくらいするわな~。」

とか思ってたら、ふいに後ろから声をかけられて、振り向いたらその子がいたんだ。
一年前より美人になってやんの。
俺が目丸くして何も言えずにいたら

「来ないと思ってた?」

とか聞かれて普通に

「うん、ってか覚えてないと思ってた。」

て答えたら

「あの時、言われた瞬間に行くって決めてたよ。」

って言われて泣きそうになった。

「幸せにしてくれるんでしょうね~?」

とか笑いながら言ってきて、そこで俺こらえきれんよーになって涙目で

「あったりまえやんか!期待しとけや~。」

とか強がってみせたけど、あん時は涙でほとんど前が見えてなかった。
あれから2年、もうすぐ結婚します。

ありがとう

もう2年も前の話になる。
その頃俺は医学生だった。
彼女もいた。
世の中にこれ以上いい女はいないと思うくらいの女だった。

しかし、彼女は若いのにもかかわらず、突如として静脈血栓塞栓症でこの世を去った。
その時の自分はたぶん相当精神不安定に陥っていたと思う。
葬式のとき、彼女の母親が俺にこう告げた。

「あの子、亡くなる直前にあなた宛てにこんな言葉を言ったわ・・・。」
『○○君は易しいね。私が死んだら相当落ち込むかもしれないけど、落ち込んじゃだめだよ。ずっと一緒なんだから。私のような人をたくさん救ってね。』

と。
そしてそのまま眠るように亡くなったらしい。
その彼女の言葉を聞いた俺は、涙が溢れ出してきた。
今までにない量だった。

彼女の最後の言葉に俺のことで、つまり俺のことが一番大切にしてくれたなんて思うとよけいに溢れてきた。
俺はその時、亡き彼女に誓った。

「お前の命は絶対に無駄にしない!」

と。
そして今現在、俺は心臓外科医をやっている。
もうあんな悲しい結末は経験したくないからでもあり、彼女に誓ったからでもある。

時々彼女は、俺の夢の中に出てきてとびっきりの笑顔をみせてくれる。
その最高の笑顔は、俺の活躍を祝福してくれる。
そして俺を立派な医師になるための道に導いてくれるのだ。

プレゼント

217: 11/18 02:06
友達に頼まれてプレゼントを買うのに付き合った。
最近いい感じになってる人がいて、告白のついでになにかあげたいらしい。

「おいおい、振られたらどうすんだよ。うまくいくことは決定かよ、羨ましいなぁ。」

と思いつつも手袋を勧めてみた、時期的にちょうど良いと思ったから。
友人も納得し、どれが良いか選ぶ段階になったんだけど、もう必死に選んでるんだこれがw

「お前がそんなに迷ってんの初めて見るぞ。」

って思ったぐらい。
そのときふと思いついて、

「手つなぐんなら手袋ないほうがいいかもねー。」

って言ってみた、ニヤニヤしながら。
正直羨ましかったからね。

218: 11/18 02:08
そしたら、

「あっ!そっかぁ、じゃあ・・・・マフラーにする!」

って結局マフラーを買って帰った。
で数日後、そいつに会って

「手つなげた?」

って聞いたら、なにも言わないでうつむいちゃった。
そしてかばんから見たことある包みが!

「うわぁ、受け取ってもらえなかったのか。」

って思わず口にしたよ。
そしたら

「いまから渡すの。」

って言ってこっちに差し出した。

ありがたく頂戴して、手をつないで帰った。
マフラーは暖かいけど彼女の手はそれよりも暖かい気がする。

恋人との会話

148: 10/15 16:31
待ち合わせた彼女を待ってて見かけたのは、大学生風のカップルだった。
男が女の子の正面に立って、何かしきりに手を動かしてた。
手話だ。

彼はやっと手話を覚えたこと、覚えるのは結構大変だったこと、女の子を驚かせようとして、その日まで秘密にしてたことを伝え、女の子の方は彼が勉強してることを知らなかったこと、本当に驚いたこと、嬉しいと思っていることを伝えて、そのうちもどかしくなったのか彼の手を握って2度3度、嬉しそうにその場でほんの少し飛び跳ねてみたりしてた。

悪趣味な盗み聞きだとは解ってたけど、その時ようやく手話を使いこなせる様になったばかりの俺には、それは例えば外国の街で突然耳に入ってきた日本語が気になる様に、申し訳ないけどどうしても気になる光景だった。

たぶん、俺はにやけてたと思う。怪しい奴に見えたかもしれない。
でも、それは微笑ましくて、こっちまで心があったかくなる光景だった。

服の裾が引っ張られる感覚に振り返ると、そこに俺の彼女が来ていた。
何を見てたのかとか、顔が嬉しそうだとか、もっとはやく私に気づけとか、微妙に頬を膨らませて、もの凄い勢いで手話を繰り出す彼女に、俺は手話でごめんなさいと伝え、ちょっと昔を思い出してたことを伝えた。

それでも彼女は少し首を傾げ、その"昔"を知りたそうな表情だったけど、俺は笑ってごまかした。

今、目の前にいる女の子を驚かそうと、秘密で手話を勉強してた頃の事だ。

とは、恥ずかしくて言えなかった。

カッコ悪く泣かせてくれ

436 大人の名無しさん 04/07/14 00:37 ID:uvmO8+AS
付き合って3年の彼女に唐突に振られた。

「他に好きな男が出来たんだー、じゃーねー。」

就職して2年、そろそろ結婚とかも真剣に考えてたっつーのに、目の前が真っ暗になった。
俺は本当に彼女が好きだったし、勿論浮気もしたことないし、そりゃ俺は格別イイ男って訳じゃなかったけど、彼女の事は本当に大事にしてたつもりだった。
なのに、すっげーあっさりスッパリやられた。

どーにもこーにも収まりつかなくて、電話するも着信拒否、家行ってもいつも留守、バイト先も辞めてた。
徹底的に避けられた。
もーショックですげー荒れた。
仕事に打ち込みまくった。

それから半年、お陰で同期の中でダントツの出世頭になってた。
彼女の事も、少しずつ忘れ始めてた、そんなある日、携帯に知らない番号から電話がかかってきた。

最初は悪戯とかだと思って無視ってたんだけど、何回もかかってくる。仕方ないから出た。
別れた彼女の妹を名乗る女からだった。
その女が俺に言った。

「お姉ちゃんに会いに来てくれませんか?」

彼女は白血病にかかっていて、入院していた。
ドナーがやっと見つかったものの、状態は非常に悪く、手術をしても助かる確立は五分五分だという。
入院したのは俺と別れた直後だった。

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