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切ない系に関する泣ける話・感動する話
ソープランドで生まれたエロくない泣ける話
- 2012年4月20日 17:15
- 切ない系
<758 名前:名無しさん@ピンキーID:Qb5qv1YNO の話>
ソープ嬢です。
5~6年前のある日、私にネット指名が入りました。
40代後半くらいの男性。
初めて指名をいただくお客さんだったし、私は顔出ししてないので、
「なんで指名してくれたんですか?」
と聞きました。
すると、
「お店のホームページを見てなんとなくいいな、と思って。」
とあいまいな答え。
(中略)
彼の手が、つめの手入れなど含めて普通の40代のオジさんよりも綺麗だったので、
「手、綺麗ですね。」
と何気なくほめると、彼は急に黙り込んでしまいました。
そして、しゃくりあげるように泣きはじめたのです。
私は驚いて、一瞬フリーズしてしまいましたが、
「え、何か気にさわること言っちゃいました?」
と、うつむく彼の下にもぐりこんで目を合わせました。
泣いた理由を話し始めた彼。
なんと彼、プレイを終えて吉原を出たら、お母さんと一緒に心中しようと 思っていたのだとか!
お母さんは介護が必要で、そのために彼は仕事を休みがちになり、 不況でそのままクビ。
貯金を崩して暮らしていたけどもう限界で、お母さんと旅立つ前に、最後にソープに来たんだとか。
彼の手が綺麗だったのは、お母さんの介護をするために清潔にしていたためでした。
そこに私がツッコミ入れたので、気持ちの糸が切れて彼は泣いてしまったんでです。
そして、彼が私をネット指名した理由も分かりました。
私、プロフィールに「元介護士」って書いてたんです。
実務はあまり経験ないんですが。
私は、困っちゃったんですが、スルーするわけにもいかず、
「お母さん、年金とかはもらってないんですか?」
と聞くと、受給資格が無いらしく・・・。
接客時間は刻々と過ぎて、このまま返すのも気持ち悪いので、私が以前お世話になった弁護士を紹介しました。
放っておくと怖いので、個室から弁護士に電話して、これこれこういう人が相談に行くからお願いしますと頼み、彼には料金から1万円を返して、
「これで相談してきなよ。」
と言って、不安でしたがお見送り。
そして現在、私はもうすぐソープを上がるんですが、うちの店の今の主任が誰あろう、このとき、 私の前で泣いたお客さんなのです(笑)
弁護士を紹介した後、てんぱっていたた私は、
「うちの店、ボーイ募集してるみたいだから。」
とまで言ってしまいました。
あの後、彼は私があげた1万円を握り締めて弁護士のもとに相談に行きその結果、お母さんの年金関連を調べたら受給資格が「ある」ことが発覚。
最悪だった彼の生活に希望の光がさし、そして彼はうちの店に面接に。
ボーイとしては年齢がオジさんすぎだったのですが、彼の前職がトラックドライバーで運転がうまかったこともあり、採用されて今ではいい感じに年とった主任です。
こうして振り返ると、けっこう感慨深いっすね~。
上がるまでがんばるぞ!
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あの時の連絡帳
- 2012年3月 7日 16:13
- 切ない系
俺が小学校5年生のとき、寝たきりで滅多に学校に来なかった女の子と同じクラスになったんだ。
その子、たまに学校に来たと思ったらすぐに早退しちまうし、最初は
「あいつだけズルイなぁ・・・。」
なんて思ってたよ。
んで、俺の家、その子の家から結構近かったから俺が連絡帳を届ける事になったんだ。
女の子のお母さんから連絡帳を貰って、先生に届けて、またお母さんに渡して・・・。
それの繰り返し。
「なんで俺がこんな面倒臭い事しなくちゃいけないんだ!」
って、一人でブーたれてたのを良く覚えてる。
そんなある日、俺何となくその子の連絡帳の中を覗いてみたんだ。
ただの興味本位だったんだけど。
連絡帳にはその女の子のものらしい華奢な字で、ページ一杯にこう綴られてた。
『今日もずっと家で寝てました。早く学校に行きたいです。今日は窓際から女の子達の笑い声が聞こえてきました。学校に行けば、私も輪に入れるのかな・・・。』
ショックだった。
学校行かないのって楽な事だと思ってたから。
ハンデがある分、ひいき目にされて羨ましいって思ってたから。
でも彼女の文章には学校に行けない事の辛さ、普通にみんなと遊びたいって気持ちに溢れてて、なんだか俺、普通に毎日学校に通ってんのが申し訳なくなって。
だから、連絡帳にこっそり書き込んだんだ。
「いつでも、待ってるからな。体が良くなったら遊ぼうな!」
って。
でも次の日の朝、その子の家に行ったらその子のお母さんに
「もう、連絡帳は届けなくていいの。」
って言われた。
あまりにも突然だった。
俺その頃悪ガキで、頭もすげえ悪かったけど、その子のお母さんの言ってる意味は伝わったんだ。
「この子は天国に行ったんだ。もう一緒に遊ぶ事は出来ないんだ・・・。」
そんな事考えたら涙が溢れて、止まらなくって・・・。
ずうっと泣き続けてた俺に、その子のお母さんは連絡帳をくれたんだ。
せめて君だけは、学校にも行けなかったあの子を忘れないで欲しいって。
そんな俺ももうすぐ30になろうとしてる。
あの時の連絡帳は、引き出し下段の奥底にずっとしまったきりだ。
就職したり、結婚したり、子供が生まれたり・・・。
今まで、本当に色んな事があった。
時には泣きたい事、辛い事の連続で、いっそ自殺しちまおうかなんて思った事もあった。
けど、そんな時はいつも引き出しを開けて、女の子の連絡帳を開くんだ。
そして、彼女が亡くなる直前に書かれた文章を読み返すんだ。
『ありがとう、いつかきっと、遊ぼうね。』
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母とアイスクリーム
- 2012年2月17日 23:46
- 切ない系
中三の頃、母が死んだ。
俺が殺したも同然だった・・・。
あの日、俺が楽しみにとってあったアイスクリームを、母が弟に食べさせてしまった。
学校から帰り、冷凍庫を開け、アイスを探したが見つからなかった。
母親に問い詰めると、弟が欲しがったのであげたと言った。
その時楽しみにしていた俺は、すごく怒った。
母親に怒鳴り散らし、最後に
「死ね!」
と叫び、夕飯も食べずに部屋に篭った。
それから何時間か経った。
俺は寝てしまっていたが、父親が部屋に飛び込んできたので目が覚めた。
「母さんが轢かれた・・・!」
あの時の親父の顔と言葉を、俺は一生忘れないだろう。
俺達が病院に着いたとき、母親はどうしようもない状態だと言われた。
医者は
「最後に傍にいてあげてください。」
と言い、部屋を出た。
それから少しして、母親は息を引き取った。
その後、母親があの時間に外にいた事を父から聞いた。
買い物に行くと言って出て行き、その帰りに車に轢かれた事。
現場のビニール袋の中には、アイスが一つだけ入っていた事。
救急車の中で
「ずっとごめんね。」
と呟いていた事。
その時、俺のために母はアイスを買いに行って事故にあったとわかった。
通夜と葬式の間中、俺はずっと泣いた。
そして、今でもこの時期になると自然に涙が出てくることもある。
母さん、ごめんよ。
俺が最後に
「死ね。」
なんて言わなかったらと、今でも悔やみ続けている。
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パンの耳
- 2012年2月15日 12:36
- 切ない系
70 :Mr.名無しさん :2005/08/07(日) 16:13:4
親父が糞だったからいつもひもじい思いをしていた。
一日の食事で一番豪華なのが給食で、給食で残ったパンをほぼ毎日貰って帰っていた。
持ち帰ったパンは翌日お袋がパートに持って行って昼飯にしてた。
月末で金がなくなってくるとそのパンが晩飯になったりもした。
煮込んで牛乳を入れて少し砂糖で味付けがしてあって、旨くもなんともないんだけど、金がないのが子供心にもわかっていたから、
「お母さん美味しいよ。」
って言いながら食べてた。
夏休みや冬休みは給食がないから
「早く学校はじまれ。」
って思ってたよ。
お袋が焼き立てパンの店でパンの耳を買ってきて、それを油で揚げてのばかり食べてた。
砂糖をかけて食べるよりも塩をかけて食べるほうが食べやすかったな。
新聞にパン粥のことが載っていたからお袋に、
「昔よく食べたよな。」
って言ったら
「ごめんね、おまえ美味しい美味しいって言って食べてくれてたけど、あんなの美味しいはずなかったよねえ。」
と泣かれた。
おふくろ、俺そんなつもりで言ったんじゃないよ。
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ばかだなぁ
- 2011年9月26日 14:54
- 切ない系
もぅ二年前かなぁ・・・。
二年前、うちはまだ高校生でバイトに励んでた。
バイト先の大学生のにーちゃんと、もぅ二年も一緒にコンビニでやってた。
シフトが一緒になるのもなかなか多くて、ぼーっとしてるし、よく立ったまま寝てたし(笑)
でも優しくてのほほんとしてるのがみんなに人気で、いーっぱい友達おった。
いきなり亡くなったって・・・。
お葬式いーっぱい大学の友達もおった。
県外の大学いってたのにいーっぱいおった。
みーんなむっちゃ泣いてた。
だって、いきなりなんだもん。
馬鹿なんだもん・・・。
お酒飲みすぎて倒れるなんて・・・ばかだよ・・・。
みんな大好きだったんだよ。
ばかばっかやってた近所のおっちゃんだって、わけわかんないぐらい泣いてた・・・。
飲むことしか考えてなかったんだから。
本当おばか・・・。
むこうでも立ったまま寝てるのかなぁ・・・。
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カーブの先
- 2011年9月14日 11:47
- 切ない系
私がまだ幼い頃から両親の喧嘩が絶えなくなりました。
父親は毎日ギャンブルに金を使い、生活費にも手を出し必死に母親が止めても暴力を振るいました。
そんな生活がずっと続きごはんもまともに食べられず私たちは生きる気力を完全になくしました。
ある日母親がドライブへ行こうと言い出し、父親が居ないすきに車へのりこみとくに行く当てもなく車を走らせました。
私たちを乗せた車はどんどん山の中へと向かっていきました。
すると母親はいきなりこう言いました。
「このまま2人で死のうか。」
車はものすごいスピードで目の前のカーブの先の崖へと向かいます。
私は覚悟を決めましたそして固く目を閉じましたき、
「きぃぃぃぃぃぃーーッッッ!!!」
落ちる寸前で車は急ブレーキで止まりました母親が泣き出しました。
「ごめんねっ。ごめんねっっ。」
母親はそれしか言いません。
何故だか私も泣き出しました。
死ぬのはやはり怖いものです。
結局私たちは死なずに今生きています。
父親とは離婚し、今では仲良く二人で生活しています。
今思えばあのとき、母親はどんな気持ちでアクセルをふんだのでしょう。
わからないけど、とにかくあの時ブレーキをかけてよかったと思っています。
どんなに辛くても生きていれば良い事はあるものですね。
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神様への手紙
- 2011年7月24日 23:32
- 切ない系
105 名前:名無しの心子知らず 投稿日:02/03/12 02:10 ID:kZUjKi9/
4歳になる娘が、字を教えてほしいといってきたので、どうせすぐ飽きるだろうと思いつつも、毎晩教えていた。
ある日、娘の通っている保育園の先生から電話があった。
「○○ちゃんから、神様に手紙を届けてほしいって言われたんです。」
こっそりと中を読んでみたら、
「いいこにするので、ぱぱをかえしてください。おねがいします。」
と書いてあったそうだ。
旦那は去年、交通事故で他界した。
字を覚えたかったのは、神様に手紙を書くためだったんだ・・・。
受話器を持ったまま、私も先生も泣いてしまった。
「もう少ししたら、パパ戻って来るんだよ?」
最近、娘が明るい声を出す意味がこれでやっとつながった。
娘の心と、写真にしか残っていない旦那を思って涙が止まらない。
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最後の親孝行
- 2011年7月21日 17:05
- 切ない系
406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 01:16:38
京都市伏見区桂川河川敷で2月1日、無職片桐康晴被告が、認知症の母親を殺害して無理心中を図ったとみられる事件の初公判が19日に行われた。
事件内容は認知症の母親の介護で生活苦に陥り、母と相談の上で殺害したというもの。
片桐被告は母を殺害した後、自分も自殺を図ったが発見され一命を取り留めたとの事。
片桐被告は両親と3人暮らしだったが、95年に父が死亡。
その頃から、母に認知症の症状が出始め、一人で介護した。
母は05年4月ごろから昼夜が逆転。
徘徊で警察に保護されるなど症状が進行した。
片桐被告は休職してデイケアを利用したが介護負担は軽減せず、9月に退職。
生活保護は、失業給付金などを理由に認められなかった。
介護と両立する仕事は見つからず、12月に失業保険の給付がストップ。
カードローンの借り出しも限度額に達し、デイケア費やアパート代が払えなくなり、06年1月31日に心中を決意した。
「最後の親孝行に・・・。」
片桐被告はこの日、車椅子の母を連れて京都市内を観光し、2月1日早朝、同市伏見区桂川河川敷の遊歩道で
「もう生きられへん。此処で終わりやで。」
などと言うと、母は
「そうか、あかんか。康晴、一緒やで。」
と答えた。
片桐被告が
「すまんな。」
と謝ると、母は
「こっちに来い。」
と呼び、片桐被告が母の額にくっつけると、母は
「康晴はわしの子や。わしがやったる。」
と言った。
この言葉を聞いて、片桐被告は殺害を決意。
母の首を絞めて殺し、自分も包丁で首を切って自殺を図った。
冒頭陳述の間、片桐被告は背筋を伸ばして上を向いていた。
肩を震わせ、眼鏡を外して右腕で涙をぬぐう場面もあった。
裁判では検察官が片桐被告が献身的な介護の末に失職等を経て追い詰められていく過程を供述。
殺害時の2人のやりとりや、
「母の命を奪ったが、もう一度母の子に生まれたい。」
という供述も紹介。
目を赤くした東尾裁判官が言葉を詰まらせ、刑務官も涙をこらえるようにまばたきするなど、法廷は静まり返った。
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A君とN先生
- 2011年7月21日 17:00
- 切ない系
392 :おさかなくわえた名無しさん:2009/09/02(水) 11:33:28 ID:HDrlgWny
小学生のとき、少し足し算、引き算の計算や、会話のテンポが少し遅いA君がいた。
でも、絵が上手な子だった。
彼は、よく空の絵を描いた。
抜けるような色遣いには、子供心に驚嘆した。
担任のN先生は算数の時間、解けないと分かっているのに答えをその子に聞く。
冷や汗をかきながら、指を使って、
「ええと・・・ええと・・・」
と答えを出そうとする姿を、周りの子供は笑う。
N先生は答えが出るまで、しつこく何度も言わせた。
私はN先生が大嫌いだった。
クラスもいつしか代わり、私たちが小学6年生になる前、N先生は違う学校へ転任することになったので、全校集会で先生のお別れ会をやることになった。
生徒代表でお別れの言葉を言う人が必要になった。
「先生に一番世話をやかせたのだから、A君が言え。」
と言い出したお馬鹿さんがいた。
お別れ会で一人立たされて、どもる姿を期待したのだ。
私は、A君の言葉を忘れない。
「ぼくを、普通の子と一緒に勉強させてくれて、ありがとうございました。」
A君の感謝の言葉は10分以上にも及ぶ。
水彩絵の具の色の使い方を教えてくれたこと。
放課後つきっきりでそろばんを勉強させてくれたこと。
その間、おしゃべりをする子供はいませんでした。
N先生がぶるぶる震えながら、嗚咽をくいしばる声が、体育館に響いただけでした。
昨日、デパートのポストカードなどに美しい水彩画と、A君のサインを発見いたしました。
N先生は今、僻地で小学校で校長先生をしております。
先生は教員が少なく、子供達が家から2時間ほどかけて登校しなければならないような過疎地へ自ら望んで赴任されました。
N先生のお家には、毎年夏にA君から絵が届くそうです。
A君はその後公立中高を経て、美大に進学しました。
お別れ会でのN先生の挨拶が思い浮かびます。
「A君の絵は、ユトリロの絵に似ているんですよ。みんなはもしかしたら、 見たこと無いかもしれない。ユトリロっていう、フランスの人でね、街や 風景をたくさん描いた人なんだけど。空が、綺麗なんだよ。A君は、その才能の代わりに、他の持ち物がみんなと比べて少ない。だけど、決して取り戻せない物ではないのです。そして、A君は それを一生懸命自分のものにしようしています。これは、簡単なことじゃありません!」
A君は、空を描いた絵を送るそうです。
その空はN先生が作り方を教えた、美しいエメラルドグリーンだそうです。
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ふがし
- 2011年6月27日 07:41
- 切ない系
もう、ずいぶんと前の話になるんだが。
昔から俺の家はおじいちゃん、おばあちゃんと言ったら、母方の方と決まっていた。
そんなだったから、父方のおじいちゃんはそんなに好きではなかった。
怖いイメージしかなかったしな。
そんなある日、俺は親父に連れられて父方のおじいちゃんの家に行った。
正直行きたくなかったのだが、なかば無理やりに連れてかれた。
おじいちゃんの家は、すごく狭かった。
物が沢山あって、その中に小さなコタツが置いてあった。
今思えば、おじいちゃんはあの頃からかなり具合が悪かったのだと思う。
つらそうにコタツに入っていた。
俺を見つけると、嬉しいらしく、はにかんでいたな・・・。
でも、俺はおじいちゃんが好きではなかったから、面倒くさいとしか思っていなかったと思う。
そんなおじいちゃんが咳き込みながら、俺にふがしを差し出した。
でも、俺はふがしが好きではないし、無理やり連れてこられたのでイラついていたから、
「要らない。」
と、言ってしまった。
おじいちゃんは困ったようにした後、
「美味しいんだけどなぁ・・・。」
と言って、残念そうにうつむいてしまった。
それから3ヶ月後、おじいちゃんは肺ガンで亡くなった。
突然だったし、あまり親しくなかったから涙はでなかった。
その後、おじいちゃんの家にもう一度行った。
その時、コタツの上にふがしが置いてあった。
俺はなんか涙があふれちゃって、ふがしを食った。
号泣しながら食った。
ごめんね、おじいちゃん。
ふがし、美味しいね・・・。
久しぶりに食ったふがしは、少ししょっぱかった。
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貧乏が悪いんだ
- 2011年6月19日 14:59
- 切ない系
148 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 2011/05/31(火) 20:54:24.80 ID:9aQliOIb
小学生だった私は、弟と母親の3人暮らし。
父親は腕のいい職人だったけど、女作って家族を置いたままどこかへ行った。
残された母親は、女手一つで頑張ってくれた。
私達は貧乏で身なりが汚かったので、よく苛められた。
そんな、ある時家庭訪問をやる事で先生がうちにも来ることになった。
私は母親に
「恥ずかしいから先生に来てもらうの嫌だ。」
って言っら、酷く叱られた。
「貧乏なんてちっともはずかしくないんだよ。そんな事を言うなんて、もううちの子じゃない。」
って。
「だってお母さん、うちは先生に出すお菓子も買えないよ。」
「大丈夫よ、そんな事子供が気にしなくても。お母さんは、こう見えてもおはぎ作らせるとうまいんだ。おばあちゃんから習ったんだから。」
「ほんと?」
「本当さ。先生には美味しい手作りのおはぎを出すから安心しな。」
家庭訪問の前夜から母親は小豆を水に浸し、次の日は朝早くから煮込んでいた。
私と弟はわくわくしながら見ていた。
出来上がったおはぎをみんなで味見したら、それはもうとてもおいしかった。
あの時の味は今でも忘れない。
『先生も喜んでくれる。』
そう信じていた。
ところが先生は出されたおはぎに手をつけなかった。
母親が言った。
「先生手作りですけど、どうぞお召し上がりになって下さい。」
「いえ、せっかくですが、今お腹がいっぱいなので貰って帰ります。」
先生はそう言って紙に包んでカバンの中にしまった。
それから1時間後、私は土手下の草村で遊んでいて、投げ捨てられているおはぎを発見した。
紙包みからはみだしたおはぎが、無残に散らばっていた。
それが私の母の作ったおはぎだという事は、包んである紙を見てわかった。
どうして先生が捨てたのか、いろいろ考えた。
考えながら涙が流れてとまらなかった。
母が作ったおはぎが悪いんじゃない。
貧乏が悪いんだ。
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仕事中@ファミレス ~涙が止まらない~
- 2011年6月10日 08:56
- 切ない系
家にいると仕事が進まないので、しうはよく、〆切がせっぱ詰まってくるとファミレスに自主缶詰をするんです。
長時間ファミレスにこもっていると、奇妙なお客さんに出くわします。
先日なんかも、人気の少ない深夜のファミレスで、大学生の6人組(女4:男2)が、いきなり王様ゲームをはじめてビックリしました。
最初のうちは、
『3番が1番に、ご飯をたべさせてあげるー!』
とか可愛い内容だったのですが、次第にエスカレート。
『2番が1番の首筋にちゅー!』
『4番が2番に、氷口移しー!』
いやいやいや、待ってくれ!
ここはファミレスだぞ!
つーか、おまえらシラフだろ?!
首が長いよそれはジラフだろ?!
とか思いつつ、女子同士の首筋ちゅーを見て( *´∀`)ハァハァしてしまう、しうなのでした、僕も混ぜてください。
そんなこんなで。
今回もファミレスで出逢った奇妙なお客さんについて書こうと思うんですが・・・
ファミレスに来るお客が、楽しくていい人たちばかりとは限りません。
見ていてツライ想いをしてしまうお客さんもいるのです。
今日は、そんなお客さんについて書こうと思います。
今日も今日とて、ファミレスで仕事をしていると、隣のテーブルに親子が座ったんです。
妙に若作りしてる茶髪のお母さんと、中学一年生ぐらいの兄、そして小学校低学年ぐらいの妹です。
まあ、どこにでもいる家族連れだなあぐらいにしか思ってなかったのですが・・・驚きました。
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交通安全週間
- 2011年6月10日 08:46
- 切ない系
交通安全週間のある日、母から二枚のプリントを渡されました。
そのプリントは、交通事故についての注意などが書いてあり、その中には実際にあった話が書いてありました。
それは交通事故で加害者の立場で亡くなった人の家族の話でした。
残されたのはお母さんと子供たち、上の子が小学二年生、下の子が五歳の男の子の兄弟です。
この人たちは、事故の補償などで家もなくなり、土地もなくなり、住む家もやっとのことで四畳半のせまい所に住めるようになりました。
お母さんは朝6時30分から夜の11時まで働く毎日です。
そんな日が続くある日、三人でお父さんのいる天国に行くことを考えてしまっていました。
(以下、プリントから)
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